iWPのMesoFocus:バッテリーと積層造形用の高解像度CT

8月 08, 2024

iWP(inovative Werkstoffprüfung GmbH & Co. KG)は、ドイツ・ノイスにある革新的な材料試験・測定技術のリーディングサービスプロバイダーです。e-モビリティや積層造形への市場シフトが進む中、複雑で高密度な部品でも重要な詳細を確認できるMesoFocus 450 X線透視システムを導入するケースが増えています。バッテリーやその他の部品の検査、完璧な画像の作成、iWPの詳細については、こちらをご覧ください。

バッテリーと積層造形のための高解像度CT 

バッテリーは非常に複雑で、特にe-bikeや電気自動車用のバッテリーパック全体がこれに該当します。iWPはメーカーが製品を最適化し、潜在的な不具合をより簡単に特定できるよう、新開発製品の検査に利用されています。 

バッテリーの異常は製品の故障や、最悪の場合火災につながる可能性があります。このような場合、iWPは燃えたバッテリーパックや電気機器を徹底的に検査し、火災の原因を突き止め、保険会社へ重要な情報提供を行うことで今後の事故防止に役立ちます。 

積層造形部品用MesoFocus 

3Dプリント技術としても知られる積層造形(AM: Additive Manufacturing)は材料を積層すことで3次元物体を作成します個々の複雑な構造、大型のもの、吸収性の高い部品に起因して適切な検査には高解像度と高スループットの組み合わせが必要とされますデモンストレーション用サーマルリアクターの例では、iWP壁の内部構造を分析し異常の可能性をました。 

MesoFocus X線管の可変焦点により、対象物の密度や必要な解像度に応じて非常に柔軟かつ迅速に仕様を変更することができます。 

Marco Hoff
CT Application Specialist at iWP

X線画像を撮影するだけではありません 

サービスプロバイダーとしてのiWPの強みは、専門的な評価、分析、検査結果の提示にあります。X線システムのパラメータは個々の部品に合わせて高度に調整され、CT画像はコントラストや色などが最適化されます。お客様においては部品の材質、状態、改善の可能性などに関する詳細な見識を得ることができます。 

X線検査の今後のトレンドと課題 

iWPにとって、トレンドが産業用積層造形に向かうことは明らかです。積層造形が進化を続けるにつれ、小型化、複雑化、高密度化が進んでいる部品の検査という課題がもたらされます。この進化には、MesoFocus技術のような、高解像度と高スループットの3D X線技術(CT)の進歩が必要不可欠このような複雑な部品を正確に検査する能力は、製造工程の品質と信頼性を確保するために欠かすことはできません 

iWP(革新的材料試験)について

ドイツ・ノイスにある家族経営のiWP社は、デジタルX線検査とCT(コンピュータ断層検査)サービスを専門としており、顧客が製品を迅速に最適化し、競争上の優位性を維持または確保できるよう支援しています。

iWPはまた、ドイツ非破壊検査協会(DGZfP)の公認トレーニングセンターでもあり、アプリケーション、X線、サービスのトレーニングを提供しています。

MesoFocusについて

優れた性能と高いスループットを兼ね備えた MesoFocus モジュールは、画質と解像度を犠牲にすることなく、インライン検査と 24 時間 365 日の稼動に最適です。

MesoFocus モジュールは、標準的な開放型マイクロフォーカスモジュールと比較して、検査時間を最大 60% 短縮します。

225 kV と 450 kV があります。

最新の投稿

特集:FXE、さらなる高分解能へ

4月 20, 2026

産業部品の小型化が進む中、材料科学、電子機器の故障解析、生体サンプルの観察など、さまざまな分野において微小欠陥の検出にはX線検査が不可欠となっています。 同時に、ユーザーが解析や意思決定により多くの時間を割けるよう、高品質なデータをできるだけ短時間で取得することも重要です。そのためには、高出力のX線と安定した高分解能ビームが求められます。 FXE-160 Nano CTは、外部冷却技術と高分解能性能を組み合わせることで、ラボ用途における幅広いアプリケーションに対応し、サブミクロンレベルの欠陥を迅速に検出します。

もっと見る

X線管のわずかな変化をいち早く捉え、計画的なアクションへ。BLOXは、性能低下を未然に防ぎ、安定した稼働と最大限のパフォーマンスを守ります。

1月 09, 2026

想定外のメンテナンスは、いつも同じシナリオから始まります。システムは順調に稼働していたはずなのに、突然停止する。生産ラインが止まった瞬間、関心は「プロセス」ではなく「トラブル対応」に集中します。壊れた箇所を修理し、システムの再起動、そしてまた稼働再開。
― しかし、しばらくするとまた再び同じことが起こる。

この繰り返しは「リアクティブ・サイクル」(= 事後対応型サイクル)と呼ばれ、企業をパフォーマンス曲線の低い位置に縛り付けてしまいます。
リアクティブな環境では、メンテナンスは計画ではなく “出来事” に支配されます。故障がアクションを生み、そこに洞察はありません。エンジニアはシステム改善に使うべき貴重な時間を、トラブルシューティングに費やすことになります。

修理して、再起動して、また繰り返す。
一見すると前に進んでいるようで、実際には何も変わっていない。リアクティブであればあるほど、稼働率・コスト・予測可能性に対するコントロールは失われていくのです。

もっと見る

特集:FYNE

9月 10, 2025

最先端の製造技術において、ナノスケールでの検査は不可欠となりつつあります。FYNE 160 NF4 はこの需要に応えるべく、400 nm の分解能と優れた安定性、そして長寿命を実現し、半導体・電子機器・材料分野における実際のニーズに対応できるよう設計されています。

もっと見る